先輩インタビュー

今のあなたがこれまでを振り返って「人生のターニングポイント」だと感じるのはいつですか?

救えなかった、お得意様の危機
しの1997年入社(新卒採用)
マーケティング
冒険家タイプ

救えなかった、お得意様の危機

私のターニングポイントは、苦い経験から始まりました。それは、かつて担当していたお取引業者さんの経営が厳しくなってしまった時のことです。

競合激化によって窮地に立たされた得意先の社長さんから、話があると呼び出されました。そこで私に財務諸表を見せられ、アドバイスを求められたのですが、当時の私は何も知識がなく、期待に応えることができませんでした。

まだ若く経験の浅かった私に、会社の大切な財務記録を見せるなんて、かなり切羽詰まった状況だったに違いありません。藁にもすがる思いで助けを求めてきた社長さんの気持ちに応えることができず、私は自分の不甲斐なさに悔しさでいっぱいになりました。

同時に自社製品のシェアアップだけを考え営業してきた自分が恥ずかしくなり、その後、経済や経営などについて必死に勉強するようになりました。

今もあの時の悔しさを忘れずに、商売の本質を考え、また自分の研鑽に励むことができています。もう二度と同じ失敗をくり返さないように、困った人がいればいつでも手を差し伸べられるように。

いつかの危機を乗り越えられる力を、しっかりと身につけたい。そんな思いで日々自己研鑽を重ねています。

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