先輩インタビュー

社会人になってから”人間的に成長した!!”と感じたエピソードを教えてください!

過去最低評価のTVCM
サトシ2012年入社(新卒採用)
マーケティング
表現者タイプ

過去最低評価のTVCM

「今回のTVCMの指標、過去最低だよね?」

それが、入社3年目の私が担当したTVCMに下された評価でした。

初めての経験なので、右も左もわからなかったから。
自分の感覚が正しいのか自信が持てなかったから。
今となってはどれも言い訳に過ぎません。

元来、私は物事を一歩引いて見るタイプです。そのため、社内外の大先輩・業界トップランナーの方々を前に、「迷惑をかけたくない」「足を引っ張りたくない」と、ただただ"無難にこなす" ことだけを考えていました。本当に大切なのは「伝えたい」という強い想いなのに、それがすっぽり抜け落ちていたことに気づいたのは、CM放映が終わってしばらく経ってからのことです。

過去最低の指標を獲得するという不名誉な記録を打ち立てた私ですが、なんと翌年も同じブランドのCMを担当する機会を得ることに。このあたりは、まさにサントリーらしい懐の広さ。失敗しても咎めることなく、むしろ次のチャンスを与えてくれる。「この会社を選んでよかった」と思った瞬間でもありました。

「昨年の失敗は繰り返さない!」

そう強く心に誓った私は、積極的に前に出て自分の想いを伝え、こだわりたい部分について関係者に説いて回りました。相手は前回と同じ各界の大先輩です。

感覚的な話になりますが、「スゴイ人」というのは話を良く聞いてくれます。大先輩たちもまだ若い自分の言葉に真摯に耳を傾けてくれ、ついに「私の想いを乗せきった!」と自信を持って言えるTVCMを完成させることができました。その時の放映時の指標がなんと過去最高に!

ここで得た学びと自信こそ、今に繋がる"一皮むけた経験" 。10年目に入る今も強く心に残っています。

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